(中国) SRRCモジュール認証
中国無線認証制度(SRRC認証)におけるモジュール認証は二つの形態があり、該当モジュールを使用する製品側で必要な対応が異なりますのでモジュールを選定する際には気を付けてください。
1) 完成された非独立操作使用の無線電信発信モジュール(データバッファ、変調ユニット、RF部に完全なシールド、一体化アンテナを持つなど)→ 使用する製品側で規定の表示を行うことで製品側でのSRRC認証は不要となります。
2) 制限付き非独立操作使用の無線電信発信モジュール(1)の要件を一つでも満足しないモジュール → 該当モジュールがSRRC認可品であっても製品側でSRRC認証が必要になります。
完成された非独立操作使用の無線電信発信モジュール
以下の条件を満たす非独立操作使用の無線電信発信モジュールを「完成された非独立操作使用の無線電信発信モジュール」と称する。
1.当該モジュールは、データバッファ/変調ユニット付きでなければならない。
2.当該モジュールの無線周波数ユニットには、完全なシールドが付いていなければならない。
3.当該モジュールは、一体化アンテナを使用しなければならない。
4.当該モジュールには明確な電力供給の要求がなければならない。
5.当該モジュールは、わが国の他の関連法律、法規の要求に適合していなければならない。
制限付き非独立操作使用の無線電信発信モジュールの定義
上記第二条第1項から第4項までの任意の一項を満たさない非独立操作使用の無線電信発信モジュールを、「制限付き非独立操作使用の無線電信発信モジュール」と称する。