(中国) 虚偽報告書発行の試験所に関する記事
昨年から、試験所、認証機関に対する管理が厳しく行われており毎日のように資格取り消し等の通知が出されています。試験所、認証機関への管理が厳しくなりますと、認証申請時の要求なども厳しくなりますので結果的には、申請者者への影響も出てくるかと思います。
参考に虚偽レポートの発行で処罰された一例をご紹介いたします。
深圳市市場監督管理局からの情報によると、深圳立訊検測株式有限公司は虚偽レポートの発行により処罰を受けた。
行政処罰名称:深圳立訊検測株式有限公司 虚偽試験レポート発行の嫌疑。
処罰の種類1:罰金、違法所得の没収、違法財産の没収。
処罰の根拠:経済特区法規→深圳経済特区製品品質管理条例(2019改訂)→第5章法律責任→第56条→本条例第19条第2項規定に違反した場合は、主管部門が改善命令を出し、機関に対し10万元の罰金を課し、直接責任がある幹部及びその他の責任者に対し3万元の罰金を課す:違法所得がある場合は、違法所得を没収する。:悪質な場合は法に則り試験資格、認証資格を取り消し、認証職員の免許資格を取り消す。:犯罪に至った場合は、刑事責任を追及する。
処罰の結果:罰金160000元、違法所得の没収、違法財産の没収。
対象者の行政登録名称:深圳立訊検測株式有限公司。
対象者の行政登録コード:914403007604******
事業登記番号:440301105******
法定代表者:邱志偉
処罰決定日:2021-06-28
処罰機関:深圳市市場監督管理局宝安局
中国品質ニュースの原文:https://www.cqn.com.cn/zj/content/2021-07/09/content_8711616.htm