(中国) 2021年9月1日実施 ≪中華人民共和国データセキュリティ法≫
団体規格がデータの安全性と開発の重要なカギとなる 2021-06-22
デジタル経済が世界規模で凄まじい勢いで広まり、人民生活にも深刻な影響が及んでいる。データの安全性は国家の安全と社会経済の発展において重大な問題である。2021年6月10日、第13期全国人民代表大会常務委員会第29回会議において≪中華人民共和国データセキュリティ法≫(以下、≪データセキュリティ法≫と略称)が可決し、2021年9月1日より正式に施行することとなった。この法律はデータの安全領域の基本として、わが国の現在のデータの安全性を監督管理するための指針となる。
≪データセキュリティ法≫の総則第10条には、「業界団体は関連規程に則り、法に基づいてデータセキュリティの行動規範と団体規格を制定し、業界の自主規制を強化し、データの安全性の確保を強化するよう会員を指導し、データの安全性を維持するレベルを向上させ、業界の健全な発展を促す。」との規定があり、団体規格をわが国の新しい規格体系の重要な構成部分としている。≪データセキュリティ法≫の正式な実施に伴い、関連する業界組織が自らの行動を規制するようになることは、データの安全性と開発を促進させるための重要なカギとなる。
中華人民共和国主席令 84号
≪中華人民共和国データセキュリティ法≫は、2021年6月10日第13期全国人民代表大会常務委員会第29回会議において可決されたため、ここに公布し、2021年9月1日より施行する。
2021年6月10日
原文:http://www.samr.gov.cn/bzcxs/sjdt/gzdt/202106/t20210622_331289.html